ビッグデータを用いた、子どもの健康・成長・発達に寄与する環境要因の検討

社会的背景

成人と異なり、胎児や小児は、未熟な代謝経路や脆弱な発達過程のため、母体・生活・医療・化学物質などの環境要因により健康・成長・発達の面において成人とは異なった健康影響を受け、その負荷は一生続くという特徴がある。

 

活動の目的・概要

我々は、乳幼児および小児、結果的には思春期世代・大人とあらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活確保に寄与するために、厚生労働省が実施している約9万人規模の児を研究対象とした21世紀出生児縦断調査というデータの解析を大学のプロジェクトとして行っている。当該調査は、ある一定期間内に出生した日本国内の全ての児を対象とし追跡している調査であり、このような大規模かつ長期間追跡された国内の児を代表しうるコホート集団は、これまでには存在しない。我々は、当該コホート集団を対象として、小児疾患の病因分析を行ってきた(査読付英文誌約50本、関連団体の賞受賞)。具体的な成果例を以下に示す。

 

今後の計画と期待される成果

今後の同研究の継続と発展を通し、日本国内だけでなく海外の母子保健領域へ貢献することにより、子どもたちの健康、よりよい成長・発達の確保に寄与するものと思われる。

 

担当者

© Okayama University

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