アウトドア・ツーリズムのバリアフリー化に関する実践ーアウトドア型車椅子を用いたトレイルウォークー

<背景と取組概要>
「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が施行され、障害に応じた合理的配慮の提供義務が定められた結果、修学や公共の交通機関の利用等の場面においては支援が拡充が進んできています。しかしながら、真に豊かな生活を送るためには上記の支援だけではなく、スポーツやレジャー、レクリエーションといったシーンにおいて十分なアクセシビリティが保障され、障害の有無に関わらず様々なチャレンジができるようにしていくことが不可欠といえます。
そこで、科研費挑戦的研究(萌芽)「アウトドア・ツーリズムのバリアフリー化による障害者の余暇活動支援プログラムの構築(20K20727)」の一環で、様々なアウトドアシーンにおいてバリアフリー化の実践を進めています。

<内容>
アウトドア型車椅子を用いて全国各地のトレイルで実践を行い、モデルとなるコースやツアー実施のあり方について検討しています。

<成果>
2022年10月に兵庫県立丹波並木道中央公園で開催された「ひょうご里山フェスタ2022」においてアウトドア車椅子の体験ブースを出展
2023年9月に「あべてんBOSAIスイッチ」においてアウトドア車椅子を用いた防災及び避難に関連するブースを出展
2023年10月に「第34回こうべ福祉・健康フェア」においてアウトドア車椅子のデモンストレーションブースを出展
2023年11月に「コウベレイルアンドトレイル」ユニバーサルアクティビティとして車椅子ハイキングの検証を実施
2024年5月に知床国立公園内トレイルにおいてアウトドア車椅子のモデルコースの検証を実施

<参考:Instagram>
しれとこ100平方メートル運動の森・トラスト


 

担当者

© Okayama University

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