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本学は、岡山大学長期ビジョン2050「―地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学-」のもと、地域全体の災害に対する強靭性(レジリエンス)を高め、マルチステークホルダーの持続的で多様な幸せ(ウェルビーイング)の実現を目指している。その一環として、2022年度以降、「地域との協働型防災訓練(SDGs×防災)」を実施しており、各年度の主な取り組みは以下のとおりである。
| 2022年度: | 自衛隊等と連携した防災訓練を実施し、災害対応の基礎的知見と実践力を強化した。 |
| 2023年度: | 災害対策基本法に基づく指定公共機関である(株)ローソンから講師を招き、防災講演会を開催。企業の災害対応のノウハウを共有した。 |
| 2024年度: | 損害保険ジャパン(株)等と協働し「逃げ地図」づくりワークショップを開催。避難行動の可視化と改善に取り組んだ。 |
| 2025年度: | 「避難所での健康と安全」をテーマに防災イベントを開催。防災講演に加え、4コマ漫画教材を用いたワークショップ「もしもあなたが避難所にいたら?」を実施し、避難所運営における様々な課題への理解促進を図った。 |
本取り組みは、地域住民(町内会)、岡山市(危機管理室)に加え、公的機関や企業を含む多様なステークホルダーと本学との協働による訓練である。互いに連携することで、公的機関、民間企業、市民社会のパートナーシップを推進し、地域全体の防災力向上とSDGs達成に貢献している。また、地域住民と本学の学生・教職員が、世代を超えてともに防災について考える貴重な機会にもなっている。
各主体が有する経験や強み(人材、知識、設備等の資源)を生かし、本取り組みを通じて健康管理・安全衛生・災害対応といった専門的知見を地域に開放することで、実際の災害場面や避難所運営に即した行動変容へと結びつけ、地域社会のレジリエンス向上に資する「知の社会実装」が実現している。多様なステークホルダーが共創することで、防災を通じた人材育成・地域連携・教育研究の一体化という新たな価値も創造されている。さらには、各主体に大きな予算負担が生じないことから、非常に高い費用対効果が得られている。
本学は今後も、地域と連携しながら、多様なステークホルダーとともに防災力向上に向けた取り組みをより一層推進していく。
2022年度 防災講話
2023年度 防災講演会
2024年度 逃げ地図作りワークショップ
2025年度 防災四コマ漫画ワークショップ
担当者