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新型コロナウイルス感染症では、急性期症状だけでなく罹患後の後遺症状に悩む患者さんもいます。
その症状は、全身倦怠感や頭痛、睡眠障害、味覚・嗅覚障害が多いです。
報道も多いため、社会的関心も高く、患者需要があることを反映しています。
その症状をもつ患者さんを診察する専門外来「コロナ・アフターケア外来」を全国的にも先駆けて2021年2月に岡山大学病院に設置しました(大学病院として全国2番目)。
総合内科・総合診療科の特性を活かし、身体的な検査と心理・社会的な部分を考慮した全人的な診療を行なっています。
新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が、日本でも2021年2月より始まりました。
接種後の痛み、腫れ、発熱、だるさ、頭痛などの症状の他に、目があきにくいなどの顔面神経麻痺といった稀な副反応も報告されています。
そのような多彩な副反応を専門的に診察する「ワクチン副反応外来」を設置しました。
◎本取組は2021年度岡山大学SDGs推進表彰(President Award)優秀賞を受賞しています。活動発表会の様子は以下の動画でご覧ください。
令和3年度岡山大学SDGs推進表彰(President Award)取組発表会「アフターコロナを見据えた外来診療への取り組み」