取組背景
学生、教員の双方にとってより良い医療教育を実現するため、大学公認で各学年の有志の学生を集めた「医療教育学生会」が発足しました。学生会は種々のUnitに分かれており、それぞれが協力して医療教育の改善に尽力しています。
取組目的
岡山大学の医学科生全員が効果的かつ効率的に大学での学習を進められるよう活動しています。教職員との対話を通して、医療教育の状況を踏まえながら、改善を進めています。
取組内容
教員•職員•学生からなる公式委員会であるカリキュラム委員会では、大学6年間の教育目標の検討や、個々の講義の配置•時間などの編集に参加しています。また、有志の教員とのミーティングを行い、カリキュラム委員会での検討事項の提出や様々な企画の立案など、多岐にわたる内容を議論しています。
取組成果
現行の医学科カリキュラムについて、学生側から上がった問題点を考慮しつつ次年度の調整を行い、教員側も含め少しでも負担が少ない効率的な学習が可能となるように改善しております。特に3年次のMRI(医学研究インターンシップ)には力を入れています。また、新型コロナウイルス感染拡大に伴い一般的となったオンライン講義や実習について、学生がどのような負担を強いられているかアンケート調査を行い、教員側に改善策を提供しました。