持続可能なネットワークインフラに関する研究

動画配信サービスやIoT(モノのインターネット)の普及により、インターネットを流れるデータの量は指数関数的に増加し続けています。これに対応するために、インターネットでは設備増強が継続して行われていますが、それに伴い、インターネットの消費電力も指数関数的に増加し続けています。その消費電力が仮に現状のペースで増加し続けたとすると、将来的には、国内で発電された電力がすべてインターネットのみによって消費されてしまうとの報告があります。

我々は、インターネットが消費電力を抑制しつつ持続的に成長できるようにするために、ネットワーク設計・制御の観点からインターネットの省電力化技術の研究に取り組んでいます。これまでに、省電力を指向した仮想網マッピング技術を考案しました。この技術は、数理計画法やグラフ理論を駆使して、仮想網を物理網内のどこへ構築するべきかを決定することにより、従来技術と比較して消費電力を大幅に削減します。

今後は、深層強化学習をはじめとする機械学習技術を導入することで、さらなる省電力化に取り組む予定です。

 

省電力を指向した仮想網マッピング技術

© Okayama University

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