がんロコモ予防の取り組み

社会的背景

ロコモティブシンドローム(ロコモ)は運動器の障害で移動機能が低下した状態を指す。がん患者は体力低下により移動機能が低下しがんロコモが発生することが多い。その結果、日常生活動作が低下し、就労や社会参加も困難となる。 
 

活動の目的

がんロコモは予防が重要であり、院内においてがんロコモを予防する体制づくりを構築するだけでなく、医療従事者の啓発活動も重要である。
 

活動の概要

申請者らはがんロコモ予防のため全国に先駆けてがんリハビリテーションを開始した。また、岡山大学病院にて多職種連携による介入を行いがんロコモ予防の取り組みを行っている。学会や市民講座、書籍の発刊など、岡山県や中四国、全国でがん患者の運動器の健康を増進する多くの啓発活動を行ってきた。現在、岡山大学病院でがんロコモの疫学調査を行っており、今後、その結果を基によりがんロコモを予防する方法を開発する予定である。
 

期待される効果

最近、がん治療は外来に移行しつつあり、がん患者が自宅で日常生活動作を維持して生活できることが求められており、がんロコモ予防に対する社会のニーズはますます増えている。がんロコモを予防する取り組みが普及すれば、がん患者の生活の質改善や就労・社会活動の向上につながることが期待される。本取り組みはSDGs 3, 8, 11に合致している。

 

岡山大学病院における がんロコモに対する多職種連携

DVDを用いたがん患者のホームエクササイズの開発

がんのリハビリ研究会

© Okayama University

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