ニューロモデュレーション治療が神経難病にもたらす光

社会的背景(神経難病とニューロモデュレーション治療)

てんかん、パーキンソン病、ジストニア、難治性疼痛などは、進行性・薬物抵抗性の場合、健康面ばかりではなく、社会生活でも大きな
制約をうける。ニューロモデュレーション治療(NM治療)とは脳、脊髄などに電極を留置し電気刺激により神経の調整を行う治療法であり、
症状の改善やADL、QOLの向上に貢献する。
 

活動の目的

・一人一人の患者さんと向き合い、最適な治療を行う。
・NM治療に関わる質の高い基礎研究・臨床研究を行い社会に貢献する。
 

活動の概要

すでに十分効果が認められる治療については、症状を有する患者さんに対し、積極的に導入を検討する。治療後も綿密な刺激調整を行い、ADL, QOLを維持できるように努めている。NM治療は1対1の治療だけではなく、
現在適応のない疾患に対しても有効性が報告されている。NM治療の礎となる基礎研究を行い、岡山大学発の臨床研究へとつなげたいと考える。
 

期待される効果

基礎研究と臨床研究の架け橋
NM治療を通じた医学ー産業の連携
疾患に対する職域を超えた包括的なチーム医療の実践

 

DBSの手術風景

SCSの図

担当者

© Okayama University

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