拡張現実砂箱で学ぶ地形・陸水の移動

拡張現実砂箱とは

カリフォルニア大学デービス校で開発された拡張現実砂箱は、現実の砂箱の砂にその高さを反映した等高線と色がプロジェクターから投影され、利用者が砂をいじると、それに応じてリアルタイムで更新される。雨を降らせることもでき、その水の動きをリアルに再現することができる。
 

活動の概要

この拡張現実砂箱を手作りして、鳥取県三朝町にある惑星物質研究所の展示室(平日オープン)において展示している。小中高学生の研修時や一般の研究所見学で活用している。また、博物館の企画展への貸し出しも行った。地形、等高線、分水嶺、陸水の分布・移動などを楽しくインタラクティブに学ぶことができる展示となっている。水を巡る環境問題への関心を高めることに役立つ。なお、水を溶岩に変えて火山防災教育へも活用できる。

また、展示室では、その他に偏光顕微鏡で見る岩石薄片、高圧氷のその場観察、マルチアンビル高圧装置の実物、鉱物構造の展示、放射線を可視化する霧箱、岩石・鉱物・隕石の展示も行っている。展示装置はほとんど手作りしている。

 

砂箱の砂の高さに応じて等高線と色が投影されている。水は低い位置へと移動する。地形を変えるとリアルタイムで更新される。

偏光顕微鏡を使った岩石薄片の展示。自動的に薄片を回転させて、きれいな干渉色の変化を見ることができる。

担当者

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