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岡山大学では複雑な社会課題に取組み、SDGsを 達成するための分野横断的な学術研究のあり方を模索している。 岡山県北の鏡野町(旧富村)では約70年前に岡山大学の研究者ら が村落総合調査をしており、同じ村落を再調査することによって その端緒を探るものとする。
岡山県内の公益財団法人橋本財団との共同事業として、岡山大学の10名超の様々な分野(地理・農業経済・教育・デザイン・ 保健・地域研究等)の研究者が生業・医療福祉・コミュニティの 3分野を中心に調査に入っている。70年間での地域の変化、現状と課題、村落を取り巻く環境、今後このような地域が存続していく 条件等について住民への聞き取り等の調査を実施し、検討する。
岡山大学の推進するSDGsの到達点である「人と地域のウェルビーイング」が、厳しい状況に置かれた中山間地域においてどのように実現しうるのかについて提案し、地域の住民や 関係者との協働の可能性を探る。更にSDGsや
社会課題に対する大学としての知のあり方を
提示する。
70年前の同地区
同地区の現状
聞き取り光景