検索例
本学は、2019年4月8日からピーチユニオン3階カフェテリアで、途上国の子どもの給食を支援するTFT(TABLE FOR TWO International)メニューの提供を開始しました。本学学生のアイデアが岡山大学生活協同組合の協力により実現しました。
TFTは先進国のメタボリックと発展途上国の飢餓という社会的背景の下に両課題の同時解決を目指す日本発の社会貢献運動です。活動の目的はTFT対象の健康増進に寄与するメニューを食べると、代金のうち20円が寄付金となり、TFT事務局を通してアフリカ・アジアの子どもたちへ給食が届けられ、飢餓撲滅に貢献することです。
大学公認のSDGsアンバサダー活動となった岡山大学TFTは2021年12月現在、1万食を超える給食を提供するまでに成果を拡大しました。この活動は2020年11月岡山市主催の「おかやま協働のまちづくり賞」の奨励賞に選ばれると共に、岡山大学SDGs推進表彰でも学生グループ分野で優秀賞に選ばれました。コロナ禍でも10名以上のメンバーで、TFT弁当の開発やカレーフェアを開催するなど給食の寄付数を従来以上のペースで増加させています。
本企画を提案した現在経済学部4年の中澤拓也さんは、「TFTメニューを食べることでSDGsを身近に感じ、誰でも当事者としてSDGsに参加できることが魅力の一つ。TFTメニューを契機に、岡山大学の学生がもっと主体的にSDGsに関わるようになると嬉しい。」とコメントしています。
TFTメニュー・弁当を食べることで、より多くの岡山大学関係者がSDGsを身近に感じ、活動に参加していただき、岡山大学から次のSDGsプログラムを発信する機会となることを期待しています。
TFTにより、 アフリカ・アジアの子供たちに給食が提供され、登校率が飛躍的に向上しました。
TFT導入を提案した中澤さん(左)と 岡山大学生活協同組合の職員ら
TFTメニューの一例:(ライス(S)と 味噌汁付きで440円(税込))
机上にはTFTを説明するPOPを設置
担当者