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すべての人が質の高い教育を受ける機会を有する社会の構築が求められるなかで、文化財教育は生涯学習の一つとして盛んに行われている。しかし、こうした機会にアクセスが困難な環境に置かれた人も存在する。
大学病院への入院により、就学だけでなく、多様な教育の機会を失った児童に対し、岡山大学病院の敷地に所在する鹿田遺跡の調査成果を通じて身近な歴史を知る教育機会の提供を目的とした。
鹿田遺跡の歴史を画像を交えて紹介した。その際、遺跡や歴史を身近なものとして感じてもらえるよう、会場では鹿田遺跡マスコットキャラクター「しかたん」の着ぐるみを用い、児童とふれあった。
マスコットキャラクターを用いることにより、興味をもって楽しく講話を聞き、学習できる効果が得られた。
http://www.okayama-u.ac.jp/user/arc/archome.html
入院中の子どもから大人まで、老若男女を問わず聴講
鹿田遺跡マスコットキャラクター「しかたん」に寄り添う入院中の児童
担当者