構内遺跡の発掘調査と出土遺物の管理

社会的背景

岡山大学の敷地は、構内遺跡が分布する埋蔵文化財包蔵地にあたっている。こうした埋蔵文化財および埋蔵文化財包蔵地は文化財保護法によって「国民共有の財産」として法的に保護が求められる。
 

活動の目的

本学の埋蔵文化財を適切に保護し、継承すること(調査研究/整理/保存・保管/発掘調査報告書の作成等)を目的とする。

 

活動の概要

学内の土木工事により破壊を余儀なくされる構内遺跡の内容を発掘調査を通じて記録保存し、それを発掘調査報告書として刊行している。また、出土した数十万点に及ぶ土器・石器類のほか、脆弱な木製品については保存処理を実施し、適切な保管に努めている。

 

期待される効果

発掘調査と発掘調査報告書の刊行により、誰もが共有できる形でその成果を世界に発信することが可能となる。また、出土遺物の適切な管理を実施することにより、学内の貴重な文化遺産を将来にわたって継承することができる。 

 

参考URL

http://www.okayama-u.ac.jp/user/arc/archome.html

発掘調査現地説明会のようす(2014年)

木器の保存処理施設

担当者

© Okayama University

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