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沿岸漁業や海浜環境に悪影響を与える赤潮は、研究が進み、日本では有効な対策もとられつつある。一方で、世界的に、気候変動と産業活動の活発化により、赤潮の広域化・頻発化が見られる水域が存在する。近年、大規模な赤潮により、チリ共和国の主要産業の一つである水産業が、多大な被害を受けている。
赤潮が発生するメカニズムを環境微生物学的観点より理解するために、チリ沿海における広域・高頻度なメタゲノムモニタリングを行う。
赤潮の発生・消滅のメカニズムを、特に生物間相互作用の観点より理解し、その知識を応用した赤潮動態予測法をデザインする。
『赤潮』の正体は、異常増殖した植物プランクトンの 群集であり、構成種により水域へ様々な悪影響を及ぼす。
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