カンボジア王国の運動会をめぐる国際的PBL

社会的背景・活動の目的

カンボジア王国は、内戦により質の高い教育の実現に遅れをとっている。その中で、教育省が主導となりQPE(Quality Physical Education:UNESCO,2015)に向けて取り組んでいるが、なかなかその考え方が国内に浸透していかない。
本事業では、2013年より教育省と岡山大学、HofG(NPO)、岡山県内の行政・教員が、協働的にカンボジア王国オリジナルの運動会を展開し、どの学校でもQPEが受けられるようなコンテンツ開発と体制を整えることを目的としている。また、この運動会プロジェクトによって、教育省の行政官、現地の小学校教員、岡山大学の学生が、PBL(Project Based Learning)を行うことでESDの視点を持った教師教育も目指している。

 

活動の概要と拡がり

2013年には、シェムリアップの小学校において教育省のメンバーが中心となって運動会を開催し、その目的と意義を確認しカンボジア王国の体育授業政策における位置づけを明確にした。その後、スヴァイリエン州、バッタンバン州など他の地域・学校でも開催すると同時に、5年間で約60名の学生が現地で学びを深めている。さらに、運動会に関わるクメール語のHPを2018年に開設し、広く普及できるようなプラットフォームを整えている。

 

参考URL

http://pecambodia.org/pesesp

 

質の高い体育授業を実現する運動会を連携・協働しながら実現する

より良い運動会に向けてカンボジア王国の教育省と学生がディスカッション

運動会データベースの開設による普及

担当者

© Okayama University

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