都市の音環境を“知って”生かすオトログマップ

社会的背景

音環境は我々の生活に密接に関係している。例えば、都市全体としての騒音問題や生活音に起因する住民間のトラブルなどがあげられる。また、森林浴などのリラクセーションでは小川のせせらぎや鳥の囀りなどの環境音が重要な役割を果たす。適切な音環境の把握は、生活環境の問題把握や都市設計の指針として重要であり、豊かな住環境やスマートシティ実現に寄与するものである。

 

活動の目的・効果

これまで、環境音は限定的な場所に設置された収音機器で収集されてきた。一方、近年のスマートフォンの普及により位置情報と音響信号が同時に収集できる環境が整ってきた。本研究では、クラウドソーシングの考え方に基づいて不特定多数のユーザのスマートフォンを利用して場所や時間を限定せずに環境音を収集する方式を検討している。また、活用法として、右図に示すように、スマートフォンで収録した音響信号から「賑い度」を推定するアルゴリズムを研究している。音響信号だけから、街の賑い場所と時間をデータベース化したり、イベントの局所的な賑い度変化を把握して、地域活性化の政策立案やイベントの効率的な運営に貢献する。

 

参考URL

https://www.a.cs.okayama-u.ac.jp/scope_h27/

 

 


 

 

© Okayama University

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