市民参加型「うなぎ探検隊」活動を通した河川保全のための人材育成

活動の背景

旭川明星堰では、2012年より年1回の定点モニタリングを行っているが、2016年に河川分流部分の工事が行われ、周囲の環境に影響を与えたと考えられる。魚類相という観点からモニタリングを継続することで、環境への影響を考察することができる。

 

活動の目的

理学部の学部生を対象に、集中講義を通して

  1. 河川の定点魚類相モニタリング方法を修得する。
  2. 市民参加型調査「うなぎ探検隊」に参加し、地域の子どもたちに環境学習指導を通じて高等教育へのアクセスを提供する。
  3. 持続可能な開発への理解を促進し、将来の地域の環境保全を担う次世代の環境学習リーダーとして育成する。

 

活動の内容

  1. 旭川の明星堰をモニタリング地点と定め、その地点における魚類相の調査を行う。
  2. 中央大学の海部研究室の協力のもと、河川生態調査の手法を学び、河川の保全について理解を深める。
  3. この調査を、一般市民と共同で行うイベント「旭川うなぎ探検隊」として実施し、調査を通じて専門家と非専門家とが協働することの意味を学ぶ。

市民参加型定点モニタリング「旭川うなぎ探検隊」

環境学習リーダーの育成

担当者

© Okayama University

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