健康寿命の延伸に向けた口腔バイオフィルム制御用機能性食品の開発

目的・活動

我が国で少子高齢化が急速に進行し、高齢者・虚弱者の健康寿命延伸が社会の大きな課題。本事業は、生体に付着している細菌群と共存して健康を守ことが目的。その際に、農林水産物を元に、自然の仕組みを応用して細菌バイオフィルムの付着や増殖を抑制する天然化学物質を特定して、安全に感染を予防する健康食品を開発する。なお、化粧品等としても応用が可能。現在、海藻であるミル(海松)やマッシュルームなどの農林水産物と大豆の発酵食品から、有用な物質を特定(特許登録・出願済)。そのうちの1種は製品として上市されたが、現在は権利移転のために販売中止。これらの成分を含む食品を機能性表示食品として開発・製造販売し、高齢者・虚弱者の細菌バイオフィルム感染症を予防することで関連する疾患(口腔バイオフィルム由来の誤嚥性肺炎など)を予防する。農林水産物資源を活用して生物多様性を維持しながらヒトの健康寿命延伸に貢献する。

 

今後の計画

本事業のマイルストーンの一つである知財化を固め、機能性食品の上市・普及を目指す。
 

担当者

© Okayama University

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