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SDGs推進に勢いが増す中、大学での教育では何を教えていくかについて方向性が必要とされています。
本活動では、「SDGsの達成のためにはどんな科学教育が必要か?」という問いを追っています。
教養講義、学部講義、大学院講義、研究室活動、あるいは国内外の講演、政府委員会などで、「課題の認識→問い→新しい仮説→証拠の収集→発信」という思考形式の必要を明確にして伝えています。特にこの中で、「課題の認識」「問い」「新しい仮説」の部分での視野の広がりが、SDGs達成の必要に照らしては従来十分ではない可能性を説明し、その学習やスキル習得を高めるように伝えています。「証拠の収集」では、伝えたい仮説に対して、どんな証拠が科学的といえるのか、文系理系の区別を超えて証拠を集めるにはどうしたらよいのか、などを平明に説明した書籍(右図)を出版し、3000部を超えて使っていただいています。
本活動により、SDG4「すべての学習者が持続可能な開発を推進するための知識とスキルを獲得」、SDG9「科学研究を促進し、技術能力を向上」などの推進が期待されます。
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担当者