OutlineSDGsに関する岡山大学の行動指針と歴史

SDGsに関する岡山大学の行動指針と歴史

SDGsに関する岡山大学の行動指針

岡山大学は、その理念・目的の下、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動に取り組み、持続可能な社会の実現を牽引していく。

SDGsに関する岡山大学の行動指針を示す意義

  1. 人類共通の今日的課題であるSDGsへ貢献することは、岡山大学の理念である「高度な知の創成と的確な知の継承」のもと、岡山大学の目的である「人類社会の持続的進化のための新たなパラダイム構築」に資するものである。
  2. ユネスコチェアを持ちESDを推進してきた岡山大学には、岡山地域や国際社会と一体となってSDGsを推進していく素地と責任がある。
  3. SDGsを社会との共通言語として教育研究並びに社会貢献活動を行っていく。
  4. SDGsの達成に貢献することで、課題解決力に秀でた人材を育成する。

2017年11月13日策定

SDGsに関する岡山大学の行動指針

1670年(寛文10年)

SDGsに関する岡山大学の行動指針を示す意義

儒学を中心とした教育で、幅広い人のために開かれた岡山の教育基盤が創設

岡山藩主池田光政によって設立され、岡山藩領の外からも、武士や村役人など様々な身分の人の入学を受け入れていました。岡山という地で教育が、地域社会によって支えられ、受け継がれてきたという歴史的背景を持ちながら、文化や医療など今日までの発展を築いてきた、教育基盤を形成した証として今もなお岡山に現存しています。

1900年(明治33年)

高等学校令に基づき新規に設立された最初の旧制高校 第六高等学校の設立

政界・財界・官界・法曹にわたる、多くの出身者を輩出

文科・理科からなる修業年限3年の高等科を設置し、これが新制岡山大学の前身校の一つで法文学部・理学部・教養部の構成母体となりました。

1922年(大正11年)

岡山藩が設立した岡山藩医学館が起源の岡山医科大学が設立

文部省大臣森有礼が、関西第一の医学校であると絶賛

「官立医科大学官制」にもとづき、医学専門学校群の他校に先立ち設立されました。教育が非常に厳しかったのはもちろん、卒業するのが難関だっため『東の東大、西の岡山』と評され、医学に多数の功績を残しています。また岡山医科大学は、現在の岡山大学医学部の由縁となっています。

1943年(昭和18年)

第二次世界大戦中に岡山師範学校が設置

戦災で消失した校舎が寄付金によって復興

1874年 (明治7年) に教員養成機関として創立された温知学校を起源としており、1943年(昭和18年)「師範教育令」によって師範学校が官立となると、岡山県師範学校と岡山県女子師範学校の統合により設置され、男子部・女子部を置いていました。また学制改革で岡山大学教育学部の母体となりました。

1944年(昭和19年)

専門学校として岡山青年師範学校が設立

岡山県立青年学校教員養成所と岡山県立女子青年学校教員養成所の廃止によって設立され、岡山師範学校と同様に学制改革で岡山大学教育学部の前身の一つとなりました。

1946年(昭和21年)

本科に農科・園芸科の2科を持つ岡山農業専門学校が設立

第二次世界大戦末期から戦後に増設された公立の農業専門学校であり、学制改革で岡山大学農学部の母体となりました。

1949年(昭和24年)

「国立学校設置法」の制定に基づき岡山大学が創立

戦後高等教育改革と総合大学勧誘運動を背景に岡山大学創立

旧制官立岡山医科大学を中核として、岡山県内に所在していた岡山医科大学・第六高等学校・岡山師範学校・岡山青年師範学校・岡山農業専門学校を包括して創立され、法文学部・教育学部・理学部・医学部・農学部が設置されました。

1994年(平成6年)

国立大学で初めて 「環境」を教育研究の柱とする環境理工学部を設置

拡大する環境問題に対処するのはもちろん、安全でより良い環境づくりを目指し、自然と人間が調和した豊かで快適な環境を創造するための教育と研究を行うことを目的として設置され、環境数理学、環境デザイン工学、環境管理工学、環境物理工学の4分野を研究分野としています。

2004年(平成16年)

国立大学法人に移行

2005年(平成17年)

岡山地域が世界7カ所の1つとして「ESDに関する地域の拠点(RCE)」として認定

「ESDの10年(国連持続可能な開発のための教育の10年)」がスタート

岡山地域は、国連大学から世界で初めて「ESDに関する地域の拠点(RCE)」に認定され、 ESD(Education for Sustainable Development=持続可能な開発のための教育)を推進しながら、未来のことを考え行動する人づくりの取組を様々におこなっています。岡山市はESDを推進していくために、行政、教育機関、NPO、企業などいろいろな立場の人々がゆるやかにつながり連携しながら、積極的に活動をおこなう地域として世界で注目を集めました。

2007年(平成19年)

アジア初ユネスコから認可を受けた岡山大学ユネスコチェアを設置

岡山大学ユネスコチェアは、国連の「持続可能な開発のため教育(ESD)」の10年プログラムを受け、持続可能な社会を創造するスキルを備えた人材を育成することを目標として、アジアで唯一のユネスコチェアに選ばれました。

2017年(平成29年)

第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞

SDGs達成に資する優れた取り組みを行っている企業・団体等を、SDGs推進本部(本部長:内閣総理大臣)が選定し、表彰する「ジャパンSDGsアワード」の特別賞「SDGsパートナーシップ賞」を受賞しました。地域や企業、NPO等さまざまな組織や人々と連携した活動が評価され、国公立大学では唯一の受賞となりました。

「SDGsに関する岡山大学の行動指針」を策定

SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動に取り組み、持続可能な社会の実現を牽引していくことを行動指針として策定しました。

2018年(平成30年)

岡山大学SDGs推進本部設置

SDGs達成の観点を取り入れた大学運営を進めるとともに、地域および国際社会とのより一体的なパートナーシップ構築のための取り組みを推進することを目的として、岡山大学SDGs推進本部を設置しました。

© Okayama University

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