SDGsを身近に体験!学生×生協のコラボでTFTメニューが誕生

本学は、4月8日からピーチユニオン3階で、開発途上国の子どもの給食を支援するTFT(TABLE FOR TWO)[New window]メニューの提供を開始しました。本学学生のアイデアが岡山大学生活協同組合の協力により実現しました。
TFTは日本発の社会貢献運動で、先進国の参加者と開発途上国の子どもたちが、時間と空間を越え食事を分かち合うことで、先進国の飽食と開発途上国の飢餓の同時解決を目指すというものです。TFT対象のメニューを食べると、代金のうち20円が寄付金となり、TFT事務局を通してアフリカ・アジア(エチオピア、ウガンダ、ルワンダ、ケニア、タンザニア、フィリピン)の子どもたちへ給食が届けられます。
TFTメニューは、日替わりのメインと小鉢が2つ付いて311円(税込)。ライス(Sサイズ)と味噌汁をセットにしても、TFTのガイドラインにある「カロリー730kcal程度の野菜が多いヘルシーなもの」という条件を満たすように作られています。日本での健康な食事1食が、アフリカ・アジアで子どもたちの温かい給食1食につながる仕組みです。本企画を提案した経済学部2年の中澤拓也さんは、「TFTメニューを食べることでSDGsを身近に感じ、誰でも当事者としてSDGsに参加できることが魅力の一つ。TFTメニューを契機に、岡山大学の学生がもっと主体的にSDGsに関わるようになってくれると嬉しい。そんな願いも込め、TFT導入に向けて取り組んできました」とコメント。
TFTメニューは、本学が推進しているSDGs(持続可能な開発目標)17の目標のうち、1:貧困をなくそう、2:飢餓をゼロに、3すべての人に健康と福祉を、4:質の高い教育をみんなに、10:人や国の不平等をなくそう、15:陸の豊かさも守ろう、17:パートナーシップで目標を達成しよう、の実現を目指しています。

TFTメニューの一例(ライス(S)と味噌汁付きで440円(税込))
TFT導入を提案した中澤さん(左)と岡山大学生活協同組合の職員ら
ピーチユニオン3階の食堂にあるTFTメニューの掲示
机上にはTFTのPOPを設置
本件問い合わせ先

 全学教育・学生支援機構 准教授 町田尚史
 TEL:086-251-8560

© Okayama University

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