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本学は、理念・目的に基づき、持続可能な社会の実現に向けて教育・研究・社会貢献の諸活動を強力に推進して来ました。本年4月には、第14代学長として槇野博史学長が就任し、「槇野ビジョン:しなやかに超えていく『実りの学都』へ」を発表、さらなる活動の推進を実施しています。
この「槇野ビジョン」は、国連が掲げる「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals;SDGs)」と深い関連性があります。岡山の地は、「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development;ESD)」において、本学などでつくる「岡山ESDプロジェクト」が、2016年9月に「ユネスコ/日本ESD賞」を受賞。さらに岡山市は2017年1月に「ユネスコ学習都市賞2017」を受賞するなど、わが国を代表するESDの実践の場となっています。この持続可能な社会づくりのための担い手を育てるESDは、SDGsの開発目標に取り組み、達成するための人材育成として位置づけられます。
こうした背景を踏まえ、本学ではSDGsが求める「社会のための科学」を先導する体制の強化を、槇野学長のリーダーシップの下、学内改革だけではなく、学外の多様なパートナーとともに進めてきました。これらのさまざまな取組は、マッピング化とともにデータベース化を実施し、誰もが見聞きできるよう展開しています。
さらには、「SDGsに関する岡山大学の行動指針」を策定し、本学の理念・目的の下、SDGsの達成に貢献する活動に取り組み、持続可能な社会の実現を牽引していく指針を定めました。
これら本学における精力的なSDGsへの取組情報の一元化とともに、好事例の横展開の拡大やSDGsに関連した産学官連携強化推進などの観点から、SDGs専用のWEBページ「岡山大学×SDGs」を開設しました。ぜひ、ご覧ください。
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