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第1回ジャパンSDGsアワード報告会が1月20日、東京の富国生命ビルで開催されました。ジャパンSDGsアワードは、SDGs達成に資する優れた取り組みを行っている企業・団体等を、SDGs推進本部(本部長:内閣総理大臣)が選定し、表彰するものです。本学は特筆すべき功績があったとして特別賞「SDGsパートナーシップ賞」を受賞しました。報告会には、本学をはじめとする受賞12団体が一堂に揃い、各団体の取り組みについて報告。約250人が参加し、外務省の甲木浩太郎国際協力局地球規模課題総括課長、根本かおる国連広報センター所長、北郷美由紀朝日新聞社報道局デスクがコメンテーターとして登壇しました。
本学の槇野博史学長は、「共鳴しあうパートナーシップーSDGsに貢献する岡山大学の取り組みー」と題して講演。岡山の地に受け継がれている「社会課題解決の遺伝子」や、岡山でのESDの実績を報告したほか、4月の学長就任以降、SDGsへの取り組みを加速していることについて紹介しました。最後に、アワード受賞団体が連携し、日本のSDGsモデルを世界へ発信する「SDGsアワード・エコシステム」の構築について提案し、講演を締めくくりました。甲木課長は、岡山大学の取り組みや学長のリーダーシップ、世界へのSDGsモデル発信についての提案を高く評価し、「次の社会を担う世代がSDGsマインドを持っていることは重要」と講評しました。北郷デスクは、「教育現場でSDGsが何かを問い直すことが必要。そこに解があり、それを引き出していく必要がある」と講評しました。
報告会の最後には、根本所長が「一人一人が、SDGsを自分のこととして参加していただきたい」、甲木課長は「来年度もアワードを実施するので、たくさんの応募をいただけるようにしたい」と総評しました。
※1 SDGs;Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)
2015年9月に国連が開催した「国連持続可能な開発サミット」において「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。このアジェンダでは人間、地球及び繁栄のための行動計画として、宣言および目標を掲げています。この17の目標と169のターゲットからなるものが「持続可能な開発目標」(SDGs)です。
※2 ESD;Education for Sustainable Development(持続可能な開発のための教育)
環境、貧困、人権、平和、開発などのさまざまな現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組む(think globally, act locally)ことにより、解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、それによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動のことです。ESDは、「持続可能な社会づくりの担い手を育む教育」ともいえます。
2014年秋には、国連「ESDの10年」の最終年として、先進的に取り組む岡山市で秋に「ESDに関するユネスコ世界会議」が開かれました。
<参考>
岡山大学SDGs専用WEBページ「岡山大学×SDGs」はこちら
総務・企画部広報・情報戦略室
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