UNCTAD短期プログラムの第2陣となる若手女性研究者らが那須学長を訪問

 12月1日、本学と国連貿易開発会議(UNCTAD)が共同で運営する2023年度「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース:Young Female Scientist Programme in Japan」により、今年度第2陣となる南アフリカ出身の若手女性研究者2人が来日し、那須保友学長を表敬訪問しました。表敬訪問には、横井篤文副学長(グローバル・エンゲージメント担当)、鈴木孝義副学長(国際・同窓会担当)らが同席。若手女性研究者からは自身の経歴や本学で実施予定の研究内容などが紹介され、那須学長からは関連する本学の取り組みが紹介されるなど、始終和やかな雰囲気の訪問となりました。
 同日、若手女性研究者らは那須学長、鈴木副学長、ウーマン・テニュア・トラック(WTT)教員の本田恭子准教授、根本理子准教授とランチミーティングを行い、交流を深めました。また、本学附属図書館内にある学修室やムラタアカデミアなどを見学するとともに、日本文化体験として、岡山後楽園及び岡山城を訪問し、初めての茶道にも挑戦しました。
 本学とUNCTADは、2020年1月に、SDGs(持続可能な開発目標)達成のための科学技術イノベーション(STI for SDGs)の人材育成に向けて、大学としては世界初となる包括連携協定を締結。本協定に基づき、「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース:Young Female Scientist Programme in Japan」として、UNCTAD加盟国におけるアフリカ及びASEAN諸国の途上国の若手女性研究者を対象に、2週間から1か月程度の短期の共同研究・研修を行っています。新型コロナウイルス感染症の影響で第1期の7人はオンラインでの実施となりましたが、第2期となる2022年度は、13人(南アフリカ8人、ガンビア2人、エジプト、タンザニア、フィリピン各1人)が来日し、本学で研究活動を行いました。
 本学は今後も、STI for SDGsを実施運営する国連の中枢機関であるUNCTADとの連携を強化し、STI for SDGsの人材育成の取り組みを岡山から世界へ推進し、国内外に積極的に発信していきます。

○国連貿易開発会議(UNCTAD)
 1964年設立。ジュネーブに所在する、貿易と開発、金融、投資、技術、持続可能な開発の関連問題に総合的に対応する国連の中心的な機関です。途上国の貿易、投資、開発の機会を最大化し、グローバリゼーションから生じる問題に直面する途上国を支援し、対等な立場で世界経済へ統合することを目的としています。

<参考>
2023年度UNCTAD短期プログラムの若手女性研究者(第1陣)の記事はこちら

 

集合写真

表敬訪問の様子

那須学長とWTT教員とのランチミーティングの様子

附属図書館見学の様子

本件問い合わせ先

国際部国際企画課
TEL:086-251-7036

© Okayama University

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