工学部の学生が国立台湾大学で実施された「SDGsフィールド環境学海外短期研修」に参加

 本学工学部環境・社会基盤系環境マネジメントコースの学生が8月13日~22日に、国立台湾大学(NTU)で実施された「SDGsフィールド環境学海外短期研修」に参加しました。岡山大学からは同コース2年生7人、3年生7人が参加し、NTUの学部生15人、大学院生1人と一緒にフィールド環境学を学びました。また同コースからは、学術研究院環境生命自然科学学域の前田守弘教授、森也寸志教授、宗村広昭准教授、勝原光希助教が引率と現地指導にあたりました。
 開講式では、NTU生物資源・農学部のYu-Pin Lin学部長、生物環境システム工学科のHwa-Lung Yu学科長、本学の前田教授、勝原助教があいさつした後、大学や台湾のことについて説明を受けました。参加学生は、合計7つの講義(講師:Hu教授、Shiau助教、Chiang准教授、Wang助教、Yam准教授、Liao教授、Cheng教授)を聴講し、最先端の研究に触れる機会を得ました。フィールドトリップでは、楊梅水資源回収センター、農業省灌漑部門石門管理事務所、財団法人農業工学研究センター、文青水園水資源回收センターを訪問しました。また、最終報告会では、岡山大学・NTU混成班に分かれて資料をまとめ、他のグループや教員の前で発表しました。
 以上の活動を通して、両大学の学生は現地の環境問題や研究アプローチの違いについて理解を深めました。また、他国の学生と英語でコミュニケーションできる楽しみを感じることができました。本交流事業は双方向プログラムであるため、次は9月にNTU学生が岡山大学を訪問し、岡大生と一緒にわが国のフィールド環境研究について学びます。
 今回の現地訪問では、学生や教員の交流だけでなく、今後共同で取り組むことができる研究課題や教育システムの構築について議論することができました。本研修は、株式会社ウエスコから支援を受けて実現しました。この場を借りて深く感謝申し上げます。

 

集合写真(開学以来の歴史ある農学部第九教室で、岡大生と国立台湾大生が一緒に勉強しました。)

文青水園水資源回收センターでの浄水施設見学の様子(持続的な水資源の利用について理解を深めました。)

フィールドトリップの様子(桃園市水道局水資源回収センターでは、灌漑や水資源利用の最先端技術について学びました。)

本件問い合わせ先

学術研究院環境生命自然科学学域(工)環 
教授 前田守弘
TEL: 086-251-8993

© Okayama University

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