本学総合技術部教育支援技術課の中村有里技術専門職員が7月4日、これまで工学部で実施してきた「工学分野における持続可能な国際連携セミナーへの取り組み」が評価され、「中国・四国工学教育協会賞」を受賞しました。
本賞は、中国・四国工学教育協会が授与するもので、工学・工学教育に対する創意工夫・努力を評価し、奨励することを目的としています。今回、中村技術専門職員が企画・立案・実施した工学部主催の国際連携セミナーが評価され受賞となりました。なお、本取り組みは本学においても、工学部として2020年度から3年連続で「岡山大学SDGs推進表彰(President Award)」を受賞しており、学内外合わせた評価を得るものとなっています。
受賞した中村技術専門職員は「工学部を中心として、国際協定校や国際同窓会のネットワークを生かした活動に評価をいただき、とても光栄です。活動にご協力をいただいた皆様に心より御礼を申し上げたい」と受賞の喜びを述べました。また、総合技術本部長の佐藤法仁副理事・副学長・URAは「中村技術専門職員が長年取り組んできた内容が高く評価されたことは、岡山大学として大変嬉しく思います。本学は本年度から技術職員を総合技術部として組織を一元化しました。中村技術専門職員を含め、部員らの様々な取り組みを活性化させ、地域中核・特色ある研究大学である岡山大学を担う技術職員の育成と活躍の強化推進を図っていきます」とコメントしました。
中村技術専門職員は、公益社団法人日本工学教育協会の教育士(工学・技術)の認定を受けており、岡山で子育てをした肌感覚から小・中・高・大学生にとって期待される国際化学交流を具現化してきました。今後も次世代の工学教育に関する持続的な貢献が期待されます。
なお、今回の受賞内容の取り組みは、今後、国内外の学会等でも発表する予定であり、これらを通じて、岡山発の持続可能な国際連携事業を推進します。今後の取り組みにご期待ください。
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岡山大学SDGs推進表彰(President Award)奨励賞を受賞
受賞した中村技術専門職員(左)(難波工学部長(右)と一緒に)
表彰状
本件問い合わせ先
岡山大学総合技術部 技術専門職員・SDGsアンバサダー
中村有里
TEL:086-251-8263