6月19日、フランス・パリ市の世界遺産マドレーヌ寺院にてフランス政府公認(1932年制定)の「フランス社会功労奨励章(アンクラジュマン・ピュブリック)」の叙勲式が開催され、本学の横井篤文副学長・教授、兼ユネスコチェアホルダーが「月桂樹金製銀章(旧四等オフィシエ)勲章」を受章しました。
横井副学長は、これまでの長きに渡る持続可能な社会に資する国際教育と社会イノベーションを踏まえた社会貢献の取り組み、そして岡山大学に着任してからは、特に、パリを拠点とするユネスコの「持続可能な開発のための研究と教育」に関するユネスコチェアを通した世界的な活動、国連平和大学での地球憲章国際審議会委員としての地球全体へのウェルビーイングに資する平和と博愛にかかる教育及び社会貢献活動、さらにOne Young World Japan Committee 理事としての地域と世界をつなぐ若者のエンパワーメントの取り組みなど、地域から地球社会まで広範に渡る平和的かつ愛他的な活動が総合的に評価されたことにより、本勲章を授与されるに至りました。
今回の受章を受けて横井副学長は「フランス・パリに本部のあるユネスコを通じて、本学ユネスコチェアホルダーとして国連及び国際機関等と直接連携しながら、地域から地球全体のウェルビーイングに貢献する協働プロジェクトを多国間で共創し、さらに国際社会へタイムリーに発信と共有をしてきたことが受勲につながったのだと思います。このたびの勲章は私ひとりのものではなく、岡山大学並びに岡山地域を代表していただいたものであり、大変名誉なことだと思っています。これに恥じることのないよう一層精励いたす所存です」と話しています。