本学とUNCTADは、2020年1月9日に、SDGs(持続可能な開発目標)達成のための科学技術イノベーション(STI for SDGs)の人材育成に向けて、大学としては世界初となる包括連携協定を締結。本協定に基づき、「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース:Young Female Scientist Programme in Japan」として、UNCTAD加盟国におけるアセアン諸国及びアフリカの途上国の若手女性研究者を対象に、2週間から1カ月程度の短期の共同研究・研修を行っています。新型コロナウイルス感染症の影響で第一期となる2021年度はオンラインでの実施となりましたが、2022年度は、14人(南アフリカ8人、ガンビア2人、エジプト、エチオピア、タンザニア、フィリピン各1人)が参加し、10月から来年2月にかけて渡日予定です。
本学はこの事業を契機に、STI for SDGsを実施運営する国連の中枢機関のUNCTADと連携を強化し、STI for SDGsの人材育成の取組を岡山から世界へ推進し、国内外に発信していきます。