本学は、10月8日、株式会社ベネッセホールディングスとの共同研究「瀬戸内サステナビリティ&ウェルビーイング研究プロジェクト」の最終報告会を開催しました。

　本学と株式会社ベネッセホールディングスは、両者が注力するSDGsを軸に、2020年度から3カ年をかけて、地域の持続可能性と「Well-being：ウェルビーイング」の共同研究を行い、このたび、直島メソッド及び公益資本主義が、直島・犬島・豊島の3島を中心とした地域や住民の「Well-being：ウェルビーイング」にもたらした変化とそのメカニズムについて、学術的な成果として報告しました。

　最終報告会は、香川県直島において、瀬戸内国際芸術祭「SETOUCH企業フォーラム2022」内のプログラムとして、参加企業経営者及び瀬戸内国際芸術祭関係専門家を対象に行われました。

　はじめに、本学の槇野博史学長、公益財団法人 福武財団の金代健次郎理事のあいさつの後、4分野の研究者からこれまでの調査結果についての報告、その後、ディスカッションが行われ、引き続き、本調査研究の意義や課題、これからの展望について、フォーラム参加者を交え、熱い議論が交わされました。

　最後に直島町の小林眞一町長、本学の高橋香代理事（企画・評価・総務担当）、株式会社ベネッセホールディングスの福武總一郞名誉顧問から所感が述べられ、閉会しました。

　今後は、3年間の共同研究結果を今年度内に報告書にまとめる予定です。