本学は5月17日、学校法人アジアの風 岡山外語学院と、連携・協力に関する協定を締結しました。同日行われた調印式では、槇野博史学長と岡山外語学院の片山浩子理事長が署名を行い、協定書を取り交わしました。
岡山外語学院は、1992年10月より外国人留学生をはじめとする在留外国人に日本語教育を開始し、様々なニーズに応じた教育コースを設置して、グローバルな人材育成に尽力しています。本学と岡山外語学院それぞれの強みを持ち寄ることで、多文化共生社会の実現、地域のSDGsの達成に向けて、連携協力できることがないかと検討を重ね、本協定の締結に至りました。
本協定に基づき、①留学生の教育・研修の相互実施、②留学生の生活面での支援、③外国人を対象とした多言語での防災教育活動の三つを柱として、連携・協力を進めていきます。
一つ目の「留学生の教育・研修の相互実施」では、日本語能力が不足している留学生への入国前、入国後の日本語教育支援、岡山外語学院の優秀な留学生の本学および本学大学院への推薦、日本語教師の海外派遣協力などにおいて、連携していく予定です。
二つ目の「留学生の生活面での支援」では、岡山外語学院がこれまで蓄積してきた、ビジネスマナーやごみの出し方などの留学生への生活支援プログラムを本学の留学生にも実施していただき、留学生が日本社会へソフトランディングできるよう協力・連携していく予定です。
三つ目の「外国人を対象とした多言語での防災教育活動」では、本学の「新型感染症等マルチハザード教育訓練Station」事業と連携して、「やさしい日本語」を用いた留学生のための多国籍防災セミナーの実施などを検討していきます。
本学は本協定の締結により、岡山外語学院との連携を深め、多文化共生社会の実現とそれに伴うSDGsの達成および地域の活性化に貢献することを目指していきます。
あいさつをする槇野学長
協定書をともに掲げる槇野学長と片山理事長(右) ※撮影時のみマスクを外しました
関係者の集合写真 ※撮影時のみマスクを外しました
本件問い合わせ先
岡山大学SDGs推進本部
(事務担当:総務・企画部 社会連携課)
TEL:086-251-8491