4月13日、14日に、真庭市をe-tron(Audiの電気自動車)で巡るイベント「Audi Sustainable Future Tour」(Audi Japan主催)が開催されました。このイベント2日目に真庭市蒜山のGREENable HIRUZEN 風の葉において、2030年の未来を考える「未来共創ミーティング」が行われ、本学の教員、大学院生が参加しました。
このミーティングは、電気自動車の普及等により、SDGsの取組みを推進するAudi Japanが、同じくSDGsの取組みに積極的な真庭市と本学に働きかけて実施したものです。本学からは、学術研究院自然科学学域(工)の河原伸幸教授、大学院自然科学研究科機械システム工学専攻(博士前期課程)の藤田友輝さん、同研究科電子情報システム工学専攻(博士前期課程)の兼信みのりさん、大学院環境生命科学研究科資源循環学専攻(博士前期課程)の今村陽子さん、同研究科社会基盤環境学専攻(博士前期課程)の有森匠さんの教員1人、大学院生4人が参加し、Audi Japanのマティアス シェーパース社長、真庭市の太田昇市長とEV(Electric Vehicle)、エネルギー、環境について、ディスカッションを行いました。
学生からは、自動車の販売台数を増やすことで利益を得る自動車メーカーのビジネスモデルにも質問がおよび、マティアス シェーパース社長は、「自動車の販売台数を増やし続けるビジネスモデルは、SDGsの観点からも厳しい状況にある。今後は、自動車に搭載するOS(Operating System)で利益を上げるビジネスモデルが重要になってくると考えている。我々のライバルは、GoogleやAppleになるかもしれない」と答えました。
SDGsの取組みを通じて、企業、行政のトップと直接対談することができ、学生達にとって素晴らしい機会となりました。
モデレーターを務める河原教授
学生の質問に答えるマティアス社長(左)
参加者全員での集合写真 ※撮影時のみマスクを外しました。
本件問い合わせ先
岡山大学SDGs推進本部
(事務担当:総務・企画部 社会連携課)
TEL:086-251-8491