本学工学部は3月3、4日、オーストラリア・クイーンズランド大学の学生と英語によるオンラインでの国際交流を実施しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年度に引き続き、オンラインによる国際交流活動を二部構成で行い、13人の学生が参加しました。
国際交流に先立ち、第一部は2月14、15日、英語でのプレゼンテーションやディスカッションのスキルを高めてもらうことを目的として短期語学研修を行いました。
第二部は3月3、4日の2日間、学習したコミュニケーションスキルなどを各自で復習し生かしてもらうための準備時間として、第一部から約2週間の期間をあけて実施。参加者は、SDGsをテーマとして、私たちの社会について考ました。まずSDGsへの理解を深めるため、クイズ形式の問題に解答。後半は、SDGsの取り組みや社会問題をテーマとして、グループディスカッションを実施しました。英語で話す機会を増やすため、本学とオーストラリアの学生が1対1、または4人を1グループ(2対2)として取り組み、本学の学生は積極的に英語でコミュニケーションをとるなど、参加者全員とても満足した様子でした。
プログラムの終わりには、SDGsを通して「今後どのような社会をつくるべきか」、「世界が平和になる為に何ができるか」が両国の学生に課題として出され、プログラムを終了しました。
工学部では、コロナ下における国際プログラムをオンラインで複数回実施しており、今後もさらにグローバル化に必要な教育方法を検討し、新たな工学部独自のプログラムを開発していきます。
交流会参加者らの集合写真
クイーンズランド大学の学生のプレゼンテーションの様子
本件問い合わせ先
学術研究院自然科学学域(工) 教授 岡安光博
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