国連「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)」アジア太平洋地域における大学長会合に参加

 12月1日、国連の「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(Sustainable Development Solutions Network:SDSN、ディレクター:ジェフリー・D・サックス米コロンビア大学教授)のアジア太平洋地域における学長会合がオンラインで開催され、槇野博史学長と横井篤文上席副学長(特命(グローバル・エンゲージメント戦略)担当)・ユネスコチェアホルダーが招待参加しました。
 同会合は、「SDGsやパリ協定(第21回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)合意)を達成するための大学の役割」を主要テーマとするもので、アジア太平洋地域から、SDGsを先進的に進める約80の大学が招待され、日本からは、岡山大学、東京大学、広島大学、慶應義塾大学の4校が出席しました。
 会合では、各国の有識者による基調講演の後、分科会に分かれて議論が行われました。本学は持続可能な開発のための教育プログラムに関する分科会に参加し、槇野学長が、持続可能な開発のための教育(ESD)の世界的拠点としての岡山地域と本学のこれまでの実績を紹介。さらにサステナビリティとウェルビーイングに貢献すべく全学でのSDGs達成に貢献するSDGs大学経営の推進と、それらを主導するためのユネスコや国連貿易開発会議(UNCTAD)、国連平和大学(UPEACE)等といった国連機関をはじめとするマルチステークホルダーとの連携を通じた本学のグローバル・エンゲージメントにかかる各種取り組みを紹介しました。
 最後に、サックス教授・SDSNディレクターが「これからは大学と国連機関の連携及び大学と地域との連携が重要である」と述べ、会合を締めくくりました。
 本学は、今後もSDGsやカーボンニュートラルの達成に貢献していきます。

○国連「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(Sustainable Development Solutions Network:SDSN)」
持続可能な開発目標を推進するために2012年に潘基文国連事務総長によって設立された非営利団体のグローバルなネットワーク。学術機関や企業、市民団体をはじめとするステークホルダー連携のもと世界の環境・社会・経済問題の解決および持続可能な社会の実現に向けた方策を見出すとともに協働して実践していくことを目的としている。
公式サイト:Development Solutions Network (unsdsn.org)[New window]
SDSN Japanサイト:SDSN Japan[New window]

【本件お問い合わせ先】
 国際部国際企画課
 TEL:086-251-7036 

アジア太平洋の約80大学が参加
本学の取り組みを紹介する槇野学長
議論を締めくくるサックスSDSNディレクター

© Okayama University

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