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本学工学部は9月15日~17日、他に類を見ない国際高大連携事業「SDGs Seminar 2021 Autumn」をオンラインで開催し、マレーシアの大学生・教職員、岡山県立岡山一宮高等学校の理数科2年生・教諭、本学大学生・大学院生・教職員の合計175名が参加しました。
開会に先立ち、菅誠治工学部長が挨拶しました。続いて、岡山一宮高等学校の梅田和男校長・マレーシアINTEC教育大学のPuan Norbahyah Abdul Rahman部長も国際高大連携事業にエールを送りました。工学部・尾坂明義特命教授の材料化学に関する講演を行った後、工学部・坂倉彰教授の研究や河原伸幸教授の主催するフォーミュラなどを映像((株)iプランニングKOHWA吉行史生制作・清水健夫撮影)で紹介することで、オンラインならではの「学び」を共有しました。
INTEC教育大学2年生のLim Zi Yangさんを中心としたグループでマレーシアの文化風習に関する紹介などもいただき、高校生・大学生が質問をしてとても充実した時間を過ごしました。
さらに、岡山一宮高校・理数科2年生の11名による「入浴剤の作成」に関する演示実験も英語で行いました(実験協力:工学部・後藤邦彰教授・米田美佳技術専門職員)。事前にマレーシアに実験キットを送付し、それぞれの自宅からリモートで同時に実験ができるように工夫をすることで、リアルタイムに確認をしながら実験を安全に進めることができました。実験に関する解説も高校生と工学部・中村有里技術専門職員らで行い、お互いの理解を深めました。これらの様子は岡山のケーブルテレビOniビジョンで9月23日~26日に放送されました。また、岡山県教育委員会のwebsiteやFacebookでも公開されています。
参加者のうち、本学卒業生で本学国際同窓会のマレーシア支部会員でもあるHariyani Madon先生は、「国を越えて、高校生と大学生が化学実験や学びを共有できてうれしい。今後もよい関係を継続したい」と話しました。
なお、本セミナーは岡山大学SDGsアンバサダーでもある中村技術専門職員が主催し、国立研究開発法人科学技術振興機構・国際青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプログラム」の代替オンライン交流の一環として実施されました。実施に先立ち、7月29日には槇野博史学長を表敬訪問するとともに、本学記者発表で入浴剤の作成に関する演示実験を英語で披露しました。
本学工学部は、今後も国際オンラインセミナーなどを通じて、持続可能な国際交流活動を推進してまいります。
岡山一宮高校からマレーシアへ!オンライン実験教室を開催
○岡山県教育委員会HP(フォトギャラリー)
○岡山県教育委員会Facebook
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岡山県立岡山一宮高等学校・理数科の2年生11名が来学し、槇野学長を表敬訪問
工学部技術専門職員 中村有里
TEL:086-251-8263