「オール岡山」の産学連携に向け、岡山県商工会連合会と連携・協力に関する協定を締結

 本学は5月20日、相互の連携を強化し、地域の発展とSDGs の達成へ貢献することを目指して、岡山県商工会連合会と連携・協力に関する協定を締結しました。
 これまで本学と同会とは、SDGsを基本理念とするスポーツによる持続可能なまちづくりや、中小企業・小規模事業者への経営支援による持続的経営を推進するなど、地域活性化に向け連携してきました。昨年度から産学連携に関する協議を始め、検討を深める中で地域の発展とSDGsの達成に貢献したいという両者の理念が一致したことから、パートナーシップを強化し、さらなる連携を図るため、このたび連携・協力協定を締結することとなりました。
 今後は県内各商工会の仲介により、生産性向上・DX推進のための技術指導や共同研究促進など、会員事業者と本学とによる産学連携を行います。また、若手経営者を対象としたリカレント教育や、学生の地元企業への就職促進などの人材育成事業も実施します。さらに、本学発ベンチャー企業についても、各商工会に経営面からサポートいただき、その育成を図ることとしております。
 本協定は岡山経済同友会、岡山商工会議所、岡山県中小企業団体中央会に続く4例目の経済団体との連携協力協定であり、本協定によって本学はいわゆる商工3団体全てと連携協力協定を締結したこととなります。今後は商工3団体および岡山経済同友会との連携事業を密接に連動させながら実施してゆく予定です。
 この日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためオンラインで実施した調印式では、本学の槇野博史学長、同会の金谷征正会長が協定書に署名しました。槇野学長は「商工団体・経済団体との連携を基盤とする『オール岡山」体制で、産学連携による地域創生とSDGs達成への貢献を力強く推進する」、金谷会長は「大学・経済団体等とともに、地域と中小企業・小規模事業者双方の持続的発展・繁栄につながる支援を、相談者に寄り添う伴走型で実現してゆきたい」とあいさつしました。

○岡山県商工会連合会[New window]
 県内20の商工会を会員とし、各商工会の指導、商工業に関する情報収集・調査研究、経済団体との連絡・連携などを担う。商工会は、小規模事業者等を対象とした経営支援事業を行うとともに、文化事業なども実施し、地域振興に関して大きな役割を果たしている。

協定書を手にする金谷会長(右)と槇野学長 ※撮影時のみマスクを外しました
関係者の集合写真 ※撮影時のみマスクを外しました
本件担当

研究協力部産学連携課
TEL:086-251-8462

 

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