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本学は1月20日~22日に、カナダ・ヨーク大学、カナダ政府ユネスコ国内委員会、および国際大学協会(IAU: International Association of Universities)との共催で、ポストコロナとSDGsを見据えた持続可能かつ包摂的な社会のための大学の国際戦略に係るオンライン国際会議「Sustainable & Inclusive Internationalization Virtual Conference」を開催しました。
同会議では、2018年の国連総会で採択された1月24日の「教育の国際デー(International Day of Education)」に向けて、高等教育に係る専門家や実務者をはじめ、学生やその他教育関係者がオンラインで一堂に会し、不確実で将来の予測が困難な世界の状況下での大学における国際化の課題と展望を議論しました。
本学はヨーク大学と全学の包括連携協定(MoU)を昨年8月31日に締結。ヨーク大学は、SDGsの世界大学ランキングとして知られる「THE世界大学インパクトランキング2020」において、総合で33位にランクインしている世界トップクラスの大学であり、本学が推進している「SDGs大学経営」の戦略を昨年6月に世界へ発信しています。そのヨーク大学より、本学の横井篤文副学長(特命(海外戦略)担当)・ユネスコ(国連教育科学文化機関)チェアホルダーへ同会議の学術評議委員(Conference Academic Committee Member)として就任の招聘があり、このたびの本学の参画へつながりました。本学術評議委員には、持続可能な開発のための教育(ESD: Education for Sustainable Development)において世界的権威であるヨーク大学のチャールズ・ホプキンス(Charles A. Hopkins)教授・ユネスコチェアホルダーや国際大学協会(IAU)のヒリヒャ・ヴァントランド(Hilligje van't Land)事務局長(Secretary General)らが参画しました。
本会議では第3日目のオープニングセレモニーで、槇野博史学長があいさつを述べ、本学の推進するサステナビリティとウェルビーイングを追究する研究大学としての「SDGs大学経営」や、「新しい日常(ニューノーマル)」な社会に対して「より良い復興(Build Back Better)」を、マルチステークホルダー・パートナーシップで推進する必要性について説明しました。続いて松本颯太さん(法学部4年)、秋山理沙さん(グローバル・ディスカバリー・プログラム4年)のメッセージ動画も配信され、世界ユースサミットOne Young World (OYW)や本学のグローバル・ディスカバリー・プログラムなどを通したグローバルな経験や活動について、世界に発信しました。
第2日目に行われた、学術領域を越えたグローバルで活発な往来(Mobility programs beyond academics: global and community engagement)についてのパネルセッションでは、神原信幸グローバル人材育成院教授が司会を担当。本学が主催した第3日目のネットワーキングセッションでは、横井副学長が企画および総合司会を務め、人類と地球の健康(Human and Planetary Health)を統合的に推進するための大学の果たす役割の重要性や、本学のSDGsを枠組みとする地域から世界へのグローバル・エンゲージメント戦略と取組みについて共有と意見交換をしました。
閉会式では、「トロント宣言」(The 2021 Toronto Declaration)をカナダ・ヨーク大学、カナダ政府ユネスコ国内委員会、国際大学協会、および本学で採択。「教育の国際デー」に向けた大学の新たな役割について世界へ発信しました。
〇本会議の公式HPはこちら
Sustainable on the Go - York International (yorku.ca)
〇槇野学長のメッセージ動画はこちら
〇本学学生によるメッセージ動画はこちら
〇横井副学長・ユネスコチェアホルダーのメッセージ動画はこちら
University invites you to the Sustainable and Inclusive Internationalization Conference - YouTube
国際企画課
TEL:086-251-7036