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平成31年4月より岡山大学生活協同組合で提供している、開発途上国の子どもの給食を支援する TFT(TABLE FOR TWO)メニュー・TFT弁当の提供数が5000食を突破したことを記念して、1月25日~2月5日の期間限定で『ヘルシースパイスカレー』(440円)の提供がピーチユニオン3階で始まりました。
TFTは日本発の社会貢献運動で、先進国の参加者と開発途上国の子どもたちが、時間と空間を越え食事を分かち合うことで、先進国の飽食と開発途上国の飢餓の同時解決を目指すというものです。TFT対象のメニューを食べると、代金のうち20円が寄付金となり、TFT事務局を通してアフリカ・アジアの子どもたちへ給食が届けられます。岡山大学生活協同組合では、平成31年4月よりTFTの導入を開始し、令和2年10月に総食数5,000食を達成。総寄付金額142,643円の成果を挙げています。(内訳:提供食数5,216食104,320円、募金箱とホームカミングデイ売上38,323円(2020年10月末日時点))
本企画は、「TFT5000食達成を記念に、TFTにもっと注目してもらいたい」との思いから、SDGsアンバサダーの北風あみさん(法学部2年)が中心となり企画。留学生との交流をきっかけに、ルウを使わないヘルシーなスパイスカレー作りにはまっていた北風さん。ヘルシーカレーならTFTの目標である「先進国側の健康向上」にも合致すると考え、導入を提案。岡山大学生活協同組合の協力により実現しました。
今回提供する『ヘルシースパイスカレー』は、ルウを使わず、カルダモンの爽やかな香りが漂うヘルシーなカレー。1週目(1月25日~29日)のバターチキンカレーには、クミン、コリアンダー、ターメリック、カルダモン、カイエンペッパーの5種類のスパイスを使用しています。2週目(2月1日~5日)は、バターチキンカレー(20食)に加え、超スパイシーカレー(10食)を提供。ブラックペッパーを加えた6種のスパイスを使用し、しびれる辛さに仕上げました。
いずれも、TFTのガイドラインにある「カロリー730kcal程度の野菜が多いヘルシーなもの」という条件を満たすように作られています。日本でのヘルシーな食事1食が、購入者の健康増進とアフリカ・アジアで子どもたちの温かい給食1食につながる仕組みです。
本企画を提案した北風さんは、「TFT5000食達成や本企画が実現できたのは、生協さんや顧問の先生、大学広報の方、基盤を作り上げてくださった先輩、お買い上げいただいた皆さまのご協力のおかげです。今後もTFT活動にご注目いただき、『対象メニューを食べる』ことで応援いただけると嬉しいです」とコメント。
TFTメニューは、本学が推進しているSDGs(持続可能な開発目標)17の目標のうち、1:貧困をなくそう、2:飢餓をゼロに、3:すべての人に健康と福祉を、4:質の高い教育をみんなに、10:人や国の不平等をなくそう、15:陸の豊かさも守ろう、17:パートナーシップで目標を達成しよう、の実現を目指しています。
※現在、ピーチユニオン3階の営業時間は11時30分~13時30分(月~金)となります。(2月9日~授業開始まで休業)詳細は岡山大学生活協同組合HPをご確認ください。
全学教育・学生支援機構 准教授 町田尚史
メール:przw48ay@okayama-u.ac.jp