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本学は、2回目となる統合報告書の発行にあたり、11月28日、「岡山大学統合報告フォーラム2020」を創立五十周年記念館金光ホールで開催(オンライン同時配信)しました。本学の同窓生・学生、高校生、他大学関係者、企業関係者、地域の方々らが、会場とオンラインを合わせて約200人参加しました。
槇野博史学長があいさつで、SDGs大学経営の目指すところなどを紹介するとともに、統合報告書2020に掲載されている3つのストーリーを紹介。Pay it Forward(恩送り)とSDGsに関する活動が広がりを見せていることに触れ、「新たな価値を共に創造する共育・共創の輪を広げていくことが大切」と発信しました。
続いて、企業または行政のリーダーとして活躍されている方々をパネリストに招き、教員・職員・学生とともに、「SDGs大学経営で育むエンゲージメントとは」をテーマにパネルディスカッションを実施。本学と共同研究や人材交流を進める萩原工業(株)の浅野和志代表取締役社長が「統合報告書を見て大学も経営していることが分かった。大学は敷居の高いイメージがあったが、岡山大学の敷居は低くなってきたと感じる」、本学の卒業生である友實武則赤磐市長が「行政の仕事と大学が目指す将来には共通点がある。高い専門性と論理性を持った研究を進め、その土壌で育てた学生を輩出してほしい」とコメントしました。
法学部4年生の槇遥希さん、大学院自然科学研究科の井上麻夕里教授、原田美樹国際部長は学生・教員・職員それぞれの立場から、自身の活動の振り返りや今後の抱負を述べ、槇さんからは「次回の統合報告書では文系の活動も取り上げてほしい」との要望も上がりました。
参加者との意見交換では、「エンゲージメント」に関する質問があり、槇野学長が「世界の課題に対して知恵を出し合って解決策を共に生み出そうというポジティブな考え」と回答するなど、テーマである「エンゲージメント」について双方の理解を深めるための対話も見られ、活発なディスカッションとなりました。パネルディスカッションの最後では、ファシリテーターを務めた青尾謙副理事(企画・評価・総務担当)が、「岡山大学は開かれた方向に変わってきているという期待とともに、これから意義のある形で変わっていけるのかという宿題を頂いたように感じる」とコメントしました。
高橋香代理事(企画・評価・総務担当)・IR/IE室長が、「本日いただいた意見をしっかりと受け止め、次の年につなげていきたい」と総括を述べ、会を締めくくりました。
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本報告書を通して多くの方々に岡山大学のファンとなっていただけるように、今後も改善・改良を重ねてまいりますので、ぜひ皆様からの忌憚のないご意見をお寄せください。
<参考>
○岡山大学統合報告フォーラム2020イベント案内はこちら
総務・企画部大学改革推進課(IR/IE室)
TEL:086-251-8998、7014