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本学の横井篤文副学長(特命(海外戦略)担当)・ユネスコチェアホルダー、兼一般社団法人One Young World Japan Committee理事が10月23日~25日、世界ユースサミット「次世代リーダー・グローバルサミットOne Young World(OYW)」の日本集会「One Young World Tokyo Caucus 2020」(東京都江東区)に出席しました。
本集会は、過去の世界ユースサミット「次世代リーダー・グローバルサミットOne Young World」 参加のアンバサダーである次世代リーダーと、SDGs(持続可能な開発目標)経営を牽引する国内外からの有数パートナー企業の経営陣が中心となり、2022年に世界最大級の次世代リーダーサミットOYWが日本初開催となる「One Young World Summit 2022 東京大会」のキックオフイベントとして開催。OYWの国立大学初の公式パートナーである本学は、2015年から5大会連続でOYWに参画しており、この度の「OYW Tokyo Caucus 2020」においても公式サポーティングパートナー(Supporting Partner)として参画しました。また、昨年の「OYW Summit 2019」ロンドン大会に本学の学生代表となった松本颯太さん(法学部4年)も、OYWアンバサダーの一人として本集会の開催に向けた事前準備に参加しました。
BMW Group Tokyo Bayをメイン会場としてオンライン開催されたオープニングでは、歌手のAIさんが日本初のOYW Japanオフィシャルアーティストとして就任し、SDGs達成のために向けた新曲『Not So Different』を披露しました。また、女優・歌手として活躍するSUMIREさんも、2021年にドイツ・ミュンヘンで開催されるOYWサミットの日本初となる特命代表として本集会に参加しました。
3日間にわたり、SDGsに対し一人一人が「今できる一歩」を踏み出す機会を作ることを目指し、「Inclusive Leadership」(誰一人取り残さない社会を創造するために、全ての人々の強みと違いを活かしアクションを起こすリーダーシップを意味する)を大テーマとして、ジェンダー平等、環境、経済、平和、健康、教育の6つの領域に焦点を置き、それぞれの社会課題に関するセッションを通じ、ニューノーマル時代のSDGsの在り方、および次世代のリーダーシップの在り方とその実践の方法が議論されました。
会場およびオンラインを通して、BMWジャパン、日本コカ・コーラ株式会社、LVMHファッション・グループ・ジャパン株式会社、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ、ユニリーバ・ジャパン株式会社らをはじめとする国内外から現職のリーダーや過去のOYW参加者らを含め、18カ国の計約1,500人が参加しました。また、横井副学長は、本学のSDGsの取り組みや、OYW Summit 2022東京大会へ向けて参加者らと活発な意見交換をしました。
●世界ユースサミット「次世代リーダー・グローバルサミットOne Young World(OYW)」
2009年の世界経済フォーラム「通称ダボス会議」(World Economic Forum、本部:スイス・ジュネーブ)において宣言され、2010年イギリス・首都ロンドン市で開催されてから、年に一度、世界190カ国以上から各国を代表する次世代の若いリーダーたち(18~30歳)が一堂に会する世界最大級のサミットです。世界が直面する地球規模の課題に対し、世界的指導者達の下、次世代リーダーたちが連携して問題を解決するための全世界合同産官学連携の次世代リーダー育成プロジェクトとして、その規模とネットワークを急速に拡大し続けています。
サミット参加者は「OYWアンバサダー」の称号が授けられるとともに、世界中の約1万人の有能な若者たちと長年にわたる人脈を広げることができます。
OYWカウンセラーとして、ノーベル平和賞受賞者でグラミン銀行創設者のムハマド・ユヌス氏をはじめ、首相・大統領、政府関係者、米・フォーチュン誌が発表する世界の企業ランキング「フォーチュン 500」のリーディングカンパニー、文化・スポーツ界、メディア界、NGO、起業家やアーティストなど、さまざまな分野を代表する世界的指導者や著名人などが支援しています。
これまでの開催地は、ロンドン(2010)、チューリッヒ(2011)、ピッツバーグ(2012)、ヨハネスブルグ(2013)、ダブリン(2014)、バンコク(2015)、オタワ(2016)、ボゴタ(2017)、ハーグ(2018)、ロンドン(2019)、次回のサミットはミュンヘン(2021)、そして2022年には東京で開催予定です。
国際部留学交流課
TEL:086-251-7037