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本学は10月2日、米国務省「重要言語奨学金(CLS)プログラム」秋期オンラインコースの開講式を挙行しました。
本学は、2019年度からCLSプログラムの派遣先に採択され、米国務省により選抜された全米トップクラスの大学生・大学院生に対し、日本語と日本文化を集中的に学ぶプログラムを提供しています。今年は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行の影響で、日本への実留学はできなくなりましたが、10月6日から11月21日までの7週間、オンラインで日本語・日本文化プログラムを開講することになり、全米から選抜された13人の大学生・大学院生が受講します。
開講式は、本学及び米国側関係者と参加学生をテレビ会議システムでつないで実施。槇野博史学長が、「現在、新型コロナウイルス感染拡大で物理的な交流は難しい状況ですが、ICTを利用すれば知識や情報の共有は可能であり、オンラインではありますが、授業内外で、様々な価値観の人たちと出会い、学び、成長することはできます。この7週間の学びの経験を今後のみなさんの生活に生かしてください」と式辞。その後、本学関係者の紹介とCLS学生一人ひとりが出身地や専門分野など簡単な自己紹介を行いました。
このCLSオンラインプログラムでは、日本語のオンライン授業のほか、本学学生がCLS学生のランゲージパートナーとして、一対一で日本語で交流する機会を設けています。また、本学が推進するSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに、学内環境理工学部ビオトープのバーチャル体験や、矢掛町の街並み紹介と矢掛高校との学生交流、茶道師範による茶道体験などの学外文化活動をライブセッションで行います。
●CLSプログラム
国家安全保障や経済発展の観点から重要な役割を果たす、ロシア語や中国語など世界15言語の人材養成を狙いに、米国務省が実施しているプログラムです。日本では2010年に受け入れがスタートし、同プログラムは国際教育・交流を専門とする米非営利団体American Councils for International Education(アメリカン・カウンシルズ)によって運営されています。
グローバル人材育成院/国際部留学交流課
TEL:086-251-7045