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本学グローバル人材育成院は9月9~16日および21~25日、SDGsをテーマとした2つのオンラインプログラムを実施し、本学から各4人、計8人の学生が参加しました。
9月9~16日は、フィリピンのNGO関係者10人と日本からの参加者約25人をつなぎ、貧困、教育、ごみ問題など、フィリピンが抱えている課題を日本語と英語を交えて学びました。参加した大学院自然科学研究科1年の鈴木藍さんは、「私たちのような若い世代が問題を認識して、その問題にどう行動できるかまで意見を交わしたことは、大変有意義だったと思います。そして、次の世代のためにロールモデルにならなくてはという責任感が芽生えました。」と今回の経験を話しました。
9月21~25日は、ベトナムのタイバック大学からの参加者4人、フィジーのフィジー国立大学の参加者6人とSDGs目標4「質の高い教育をみんなに」をテーマに、問題解決型学習(Problem-Based Learning)のプログラムを実施しました。教育に関し各国が抱える問題を共有した後、どのようにすれば問題が解決できるのか、それぞれの視点から解決策を探りました。グループディスカッションを円滑に進めてくれたグローバル・ディスカバリープログラム3年の野口夏希さんは、「自分の言動で日本の教育が変わるかもしれないので、普段の生活でも責任と自覚をもって積極的にSDGsに取り組んでいきたい。」と述べ、出会ったメンバーに対しては「フィジーもベトナムもまだまだ知らない国。今後機会があれば、ぜひ訪問し再会したい!」とプログラムを通じて芽生えた友情の未来を語ってくれました。
グローバル人材育成院では、本学の国際化とSDGs推進に向けて、今後もさまざまな学修の機会を創出していきたいと考えています。
○本プログラムは、令和2年度「学生派遣・留学生受入れ促進のためのプログラム開発経費」による支援、株式会社 With The World(兵庫県神戸市)と特定非営利活動法人LOOB JAPAN(フィリピン・イロイロ市)によるプログラムコーディネートを通じて実施されました。
グローバル人材育成院
准教授 稲森 岳央(いなもり たかお)
TEL:086-251-7270