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本学SDGs推進本部は、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを推進するため、次世代を担う若手教職員とSDGsアンバサダー学生で構成する「SDGs未来懇談会(通称:ミライコン)」を設置し、第一回の懇談会を7月15日にオンラインで開催しました。
本学では、平成29年度より次世代を担う若手教職員が自由な発想で持続可能な岡山大学を考える「岡山大学未来懇談会」を開催し、毎年さまざまなテーマで議論を交わしてきました。令和元年度は「岡山大学×国連SDGsのさらなる深化に向けて」をテーマに開催し、選びたくなる岡山大学像を、サステイナブルな「キャンパス環境・教育・研究」の視点から提案しました。こうした成果を受けて、SDGsを通じて本学の未来を考える「ミライコン」をSDGs推進本部内に常設することとしました。
第一回の開催にあたり、「ミライコン」の趣旨説明とともに参加者らの相互理解を深めるため、座長の宗村広昭大学院環境生命科学研究科准教授を皮切りに、メンバー全員が各自のSDGsの取り組みやSDGsや「ミライコン」への意気込みなどを交えながら自己紹介を行いました。その中で、多くの方が気軽に参画できるSDGsの取り組みを考えたいと述べるSDGsアンバサダー学生もいました。
その後、今後の活動内容についての議論が行われ、座長の宗村准教授から、学内で今後のSDGs活動の普及推進を図るために、本学のキャンパスや教育・研究環境への取り組みが現在どの程度進んでいるのかを、指標を提示して見える化するアイデアが語られました。学生からは、指標を提示するだけにとどまらず、昨年度の「岡山大学未来懇談会」で意見として出た取り組みを実現させたいとの声もあがりました。これを受けて、SDGsアンバサダーと教職員が協同しやすくなる情報交換システムや、SDGsを行うための基礎知識が得られる場を設けるなど、具体的な取り組み案も提案されました。また職員からは、普段から行えるSDGs活動はないか検討したいとSDGsの普及推進に向けた提案もありました。
今後も「ミライコン」では継続して議論を行い、教員・職員・学生が一体となって取り組めるキャンパスSDGsの取り組みを進めていきます。
SDGs推進本部(総務・企画部社会連携課)
TEL:086-251-8374