SDGsをメインテーマに令和元年度第1回「岡山大学未来懇談会」を開催

本学では、次世代を担う若手教職員が自由な発想で持続可能な岡山大学を考える新たな大学ガバナンスプラットフォームとして「岡山大学未来懇談会(未来懇)」を平成29年度より開催しています。本年度第1回目となる「未来懇」を9月25日、本学津島キャンパスの岡山大学創立五十周年記念館で開催しました。
本年度は「岡山大学×国連SDGsのさらなる深化に向けて」をテーマに開催。現役の若手教職員に加え岡山大学SDGsアンバサダーである本学学生が参加しました。 開催にあたり、槇野博史学長が「次世代を担う皆さんにお伝えしたいこと~10年後も『選ばれる岡山大学』を目指して~」として、未来懇参加者への強い期待を込めてあいさつ。本学SDGs推進企画会議の議長を務める狩野光伸副理事が、大学でSDGsに取り組むための概念や考え方の手順などのフレームワークについて説明しました。
参加者は6グループに分かれ、各グループのファシリテーターを横井篤文副学長、狩野光伸副理事、青尾謙副理事、伊野英男副理事、佐藤法仁副理事、吉川幸実践型教育プランナーが務めました。各グループでは、本学が独自性をもったSDGs推進研究大学となるためにどのような教育・研究・社会貢献や大学運営を行うべきかの観点から「今」すべきプロジェクトを作り出すことを目的に、「やりたいこと」「期待される効果」「実現するために乗り越えないといけない障壁」「障壁の乗り越え方」について闊達な議論が行われました。
その後、各グループの代表者が発表。学生目線からの疑問や課題も取り入れた建設的なアイデアが語られました。 閉会のあいさつでは高橋香代理事(企画・評価・総務担当)が、今回の未来懇の感想とともに、本学が推進するSDGsの中で大学と地域が共により良く変わっていくことや、新たな価値を生み出していくことの重要性などを述べました。
本年度の未来懇は継続して開催する予定です。未来懇で出たアイデアや意見を実際の大学改革に取り組んでいく「実現性」も重要です。短期的、中・長期的に取り組む内容を明確にし、10年後も「選ばれる岡山大学」の実現を進めていきます。

槇野学長による開会あいさつ
闊達な議論が行われたグループ討議
さまざまなアイデアや意見が語られた全体発表
高橋理事による閉会あいさつ
槇野学長、高橋理事を囲んでの記念撮影

○過去の「岡山大学未来懇談会」について

平成29年度 第1回「岡山大学の未来像~大学院の強化を中心に~ 1」(2018.02.16)

平成29年度 第2回「岡山大学の未来像~大学院の強化を中心に~ 2」(2018.02.23)

平成30年度 第1回「60分授業・4学期制」(2018.07.19)

平成30年度 第2回「これからの岡山大学教育における『強み』を考える」(2019.01.17)

○参考

「大学でSDGsに取り組む」日本語翻訳版

 

本件問い合わせ先

  総務・企画部大学改革推進課
 TEL:086-251-7754

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