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「文学部プロジェクト研究」の一環として、文学部教員9~10名が2015年度より継続的にジェンダーとセクシュアリティに関する領域横断的研究に取り組んでいる。性的マイノリティの可視化、同性婚の法制化、就労形態や家事分担を含むジェンダー役割の再検討、ジェンダー視点による日本古代史など幅広いテーマを取り上げつつ、内外の講師による公開講演会や外部機関及び学生とのコラボレーションによるワークショップを実施。一般市民・高校生・学生・教職員が集う場で、多角的にジェンダー・セクシュアリティの問題を考え、議論する機会を提供してきた。
教育活動としては、文学部に新設したクラスター科目群の中で「ジェンダー」関連科目を提供し、「クラスター・エッセンス」として学際的なオムニバス講義も実施している。
教員・学生・市民の協働や学び合いの場として、ジェンダー・セクシュアリティにかかわる諸課題に取り組み、引き続き講演会やワークショップを企画するほか、競争的資金の獲得、学内の人文系新研究所構想等も視野に入れつつ、研究活動を強化する。