難聴児に対する医療・教育連携に向けた取り組み

  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 8.働きがいも経済成長も

社会的背景

先天性難聴の早期発見、早期療育開始、また人工内耳手術の低年齢化に伴い、難聴児・者(以下難聴児)の聴取能、言語発達は向上しており、近年支援学校ではなく地域の学校でインクルーシブ教育を受ける難聴児は増加し、その割合は60%以上にのぼる。しかし実際の学校生活においては、聴取の問題が完全に解消されているわけではなく、問題や課題を抱えている難聴児は多い。

活動の目的

難聴児の状況と問題、また適切な配慮や支援方法について教育者へ正確な情報を提供する。

活動の目的活動の概要

教育者が適切な配慮や支援を行うためには、担任の教師は難聴や難聴児の聞こえに関しての知識が必要であり、まずアプローチしやすい指導書で理解へのハードルを下げることが望ましい。我々は難聴児の学校生活(聴取、学習、友人関係等)で生じやすい問題と必要な対策について指導教員用パンフレットを作成した。

期待される効果

2021年2月に発行した初版1,000部は、4月10日の時点で国内多数の都道府県より依頼があり、38医療機関、10療育・教育機関、6行政機関に配布した。第2版は2021年4月末に発行予定となっている。本パンフレットが医療と療育、教育を繋ぐ手段の一助となることに期待したい。

パンフレット初版「先生編 難聴をもつ小中高校生の学校生活で大切なこと」

パンフレット初版「先生編 難聴をもつ小中高校生の学校生活で大切なこと」

配布した医療、療育・教育、行政機関

配布した医療、療育・教育、行政機関

担当者