災害医学教育の指導者育成
社会的背景
ミャンマーは自然災害発生のリスクが非常に高いが、これまで災害医学教育はされておらず喫緊の課題である。
活動の目的
日本は災害時にシステマティックに医療を展開する仕組みが整備されている。このノウハウを強みにした災害医学教育の指導者育成を、ミャンマー国の医学部・看護学部の教員に行い、同国の対応能力強化に貢献することを目的とする。
活動の概要 (DHED2019 program実施中)
ミャンマー国内の医学部・看護学部の教員を本邦に招聘し、本邦での災害医療体制や災害医学教育の実際に触れる機会を提供し、ミャンマー国内での災害医学教育カリキュラム確立に向けたアクションプラン作成を支援する
岡山大学から災害医学を専門とする教員をミャンマーに派遣し、災害医学セミナーを提供するとともにミャンマーの教員によるセミナー開催を支援する。
災害医学教育ワーキンググループを設置し、大学教育の中にミャンマーの実情に合わせた災害医学教育を入れるためのグループを組織化する
期待される効果
持続的な教育システムの構築ができ、災害対応システム構築へ発展していくことが期待できる。

