横井篤文上席副学長・ユネスコチェアホルダーがユネスコ・パリ本部で開催されたユニツイン/ユネスコチェア30周年記念会議にパネリストとして登壇しました

 11月3~4日、「ユニツイン/ユネスコチェア30周年記念会議(The 30th Anniversary Conference of the UNITWIN/UNESCO Chairs Programme)」がフランス・パリにある国連教育科学文化機関(UNESCO)の本部で開催され、本学から横井篤文上席副学長(特命(グローバル・エンゲージメント戦略)担当)・ユネスコチェアホルダーらが現地にて招待参加し、パネリストとして登壇しました。

 本ユネスコ会議はハイブリット形式で開催され、世界から500以上のユネスコチェアをはじめ、国連・国際機関、各国政府、大学・研究機関などの関係者が現地参加しました。オープニングではAudrey Azoulayユネスコ事務局長(Director-General)が式辞を述べ、2日間にわたって本会議やテーマ別セッション並びに非公式会合(informal meeting)等を通して、これまでの30年間のユニツイン/ユネスコチェアの業績及び今後の分野横断的な協働について活発な意見交換がなされました。

 横井上席副学長は、2日目の「高等教育の未来(Future of Higher Education)」にかかるセッションにパネリストとして登壇。各5大陸を代表する国連・国際機関や大学関係者らのパネリストとともに、人類と地球のウェルビーイング(human and planetary wellbeing)に貢献する大学のあり方について参加者らと活発な議論をしました。また、持続可能な開発のための教育(ESD: Education for Sustainable Development)に関するユネスコチェアが集まる非公式会合にも参加し、ユネスコ・パリ本部の諸橋淳ESD担当課長が司会を務める中、2030アジェンダとSDGs達成に向けたユネスコのESDに関するイニシアチブ「ESD for 2030」のための今後の在り方について議論をしました。また、本学のSDGs大学経営とグローバル・エンゲージメントにかかる戦略や取り組み及び連携の強化について共有しながら積極的に意見交換をしました。

 岡山大学は「地域から地球へ」貢献する大学として、多様なステークホルダーの皆様とともにサステナビリティとウェルビーイングを推進して参ります。

〇ユニツイン(UNITWIN:University Twinning)/ユネスコチェア(UNESCO Chairs)
 知の交流と共有を通じて、高等教育機関および研究機関の能力向上を目的とするプログラムで、ユネスコ本部がその設置認可をしています。高等教育機関の国際的な連携・協働を促進することにより、人的・物的資源のシンクタンクとして、また教育・研究機関、地域コミュニティ、政策立案者間の橋渡し的存在としての役割を担うことを目指しています。現在、世界110カ国以上で850余りのユネスコチェアが設置されており、その数は年々増加しています。本学は2007年に「持続可能な開発のための教育(ESD)」に関するアジアで初のユネスコチェアの設置を認可されました。

参考
ユネスコチェア30周年記念会議
 

パネリストとして登壇する横井上席副学長(右から3番目)

セッション会場の様子

ESDに関するユネスコチェアによる非公式会合

ユネスコチェア30周年記念会議の岡山大学出席者

本件問い合わせ先

グローバル・エンゲージメント・オフィス
TEL:086-251-8326(国際部 国際企画課)

© Okayama University

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