スバルバル世界種子貯蔵庫へのオオムギ種子預託

生物多様性条約は各国が自国の天然資源に対する主権的権利を認めるものですが、食料及び農業のための植物遺伝資源は世界中の研究者等が制限なく利用すべきであるという観点から、特則として「食料及び農業のための植物遺伝資源に関する国際条約」が制定されました。特に途上国の種子は散逸する可能性があるため、ノルウェーのスバルバル諸島のスピッツベルゲン島には、世界最大の種子貯蔵庫Svalbard Global Seed Vaultが設置されました。現在は、FAOとその研究組織であるCGIARの協力で設立されたグローバル作物多様性トラストによって運営されており、無償で開封することなく預託できます。2014年2月25日岡山大学の保有するオオムギ575系統が我が国からはじめて預託され、現在までに5,268系統を完了しました。これらのオオムギ種子は、人類の食糧確保のために必要な品種改良の基礎となる重要な遺伝資源で、同貯蔵庫に保存することで、長期的な安全性を保証されます。

 

参考URL

http://www.rib.okayama-u.ac.jp/barley/index.sjis.html

世界種子貯蔵庫搬入路の入り口

世界種子貯蔵庫への預託種子の格納

担当者

© Okayama University

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