膵がんの早期発見に向けた革新的画像解析技術の開発

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう

社会的背景・活動の目的・概要

近年、画像診断機器の機能向上により、健診時の画像検査で偶発的に発見される病気も少なくない。一方で早期発見が困難な病気の代表として膵臓癌があり、あらゆる癌の早期発見が可能となってきた現在においても発見が遅く、予後不良な疾患である。早期膵癌の発見には、膵管上皮の微細な変化を捉えることがKeyとなり、膵管変化を最も描出できる画像検査として MRCP(核磁気共鳴胆管膵管撮影)がある。撮影時に被ばくもない事から、今後健診レベルでの導入が期待されている。

しかしながら、膵管の微細な変化は、原則的に色情報を持たないMRCP画像においては指摘困難な場合がある。本研究は、川崎医療福祉大学と共同研究であり、種々の画像処理を応用し、各管径や狭窄形態を色情報として描出し明瞭化することで、診断精度の向上に大きく寄与すると考えている。

本活動により画像診断におけるイノベーションを促進させ、すべての国々の産業セクターにおける科学研究・技術を促進・向上させる。

 

期待される効果

本技術により膵癌の早期発見率が向上すれば、早期治療へつながり、膵癌の予後改善に寄与する可能性がある。

担当者