DNA関連技術による健康社会の実現

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 6.安全な水とトイレを世界中に
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11.住み続けられるまちづくりを

社会的背景

DNAはほとんどすべての生物における遺伝情報の物質的本体だが、それは細胞内外の様々な要因によって不断に損傷を受けている。少子高齢化や環境汚染に対抗し、健康社会を実現するには、個々人の遺伝情報の健全な維持と遺伝子変異に起因する疾病の克服が求められている。

 

活動の目的

生物にはDNA損傷を修復するDNA修復機能が備わっている。私はDNA修復の研究から有用な活性を見出し、健康社会の実現に役立つ技術を開発することでSDGsにコミットする。

 

活動の概要

DNA修復酵素はそのDNA損傷特異性を利用して損傷検出ツールとして応用できる。私はDNA修復酵素の損傷分析応用について複数の論文発表を行っており(①)、環境汚染物質の生物影響の解明や評価につなげていく。また、DNAを標的にした治療方法や有害生物駆除への応用を検討している。プラズマによる水浄化メカニズムでは、混入微生物のDNA損傷誘導作用を確認した(②)。

 

① DNA修復酵素活性を応用したDNA損傷検出システムの概要
② 水中放電プラズマを利用した水浄化システムの概要

期待される効果

本研究により、がんをはじめとする様々な疾病を克服した社会が実現する。また、環境汚染物質の生物影響を明らかにし、それらの有害性を避ける手法の開発にも貢献する。

担当者